風祭





 

 

人々は祈る

何度も何度も

「おおかぜくるな」と

人々はおどる

際限なくおどる

祈りを込めて







 風祭とは風を静めるため二百十日前後に行われる祭りのことです。私たちで一番身近で有名な風祭 はやはり越中八尾の「おわら風の盆」でしょう。延々と繰り返し踊られる踊りのイメージが何度も 繰り返される4小節の主旋メロディーになりました。中盤に入るテンポの遅い部分で切実な祈りを 表そう思いました。もっとメロディー感を消して純粋にハーモニーだけで聴かせたかったのですが 、力不足で出来ませんでした。 これを演奏したときに「久石譲っぽい」といわれました。意識したつもりはないのですが、 やはり自分の好きなアーティストに似てしまうものなのでしょう。

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