2015年
9月のつぶやき
9月21日 食べ放題
先週末は、食べ放題が続いた。
土曜日は、会社の友人家族とモールで食事をした。そこは、ステーキ・しゃぶしゃぶ食べ放題の店なのだが、他にもビュッフェがあって、色々な食事が楽しめる。一番安いコースでひとり1700円くらいであった。子供はというと、身長100センチ以上だと半額、それ以下だと無料らしい。
しゃぶしゃぶは美味しかった。味付けがオリジナル、ミソ、スパイシーミソ、キムチ、スキヤキから選べるらしい。スキヤキ味というのは新鮮である。スキヤキ味のしゃぶしゃぶというのは、日本人の盲点であろう。妻が注文していたが、これは美味しかった。
その他、とんがらしのたっぷりまぶされた寿司とか、チーズが乗っかった寿司とか、日本ではまず食べられない日本料理を堪能した。こういう海外でアレンジされた日本食は、これはこれで美味しいし、面白い。
日曜日は、柔道部で食事会があった。地元の高校生達が、全国大会で総合優勝したので、祝勝会である。日本食レストランで飲み放題、食べ放題コースとなった。
柔道家が食べ放題に集まると、当然のことながらどんどん注文する。つまみにいきなりラーメンが登場したりする。そして、地元の高校生達にも「どんどん食べろ。食べないと強くならないぞ」みたいなことを言いながら、どんどん注文する。高校時代の合宿では「吐くまで食え。吐いたら吐いた分食え」みたいなことを言われて、地獄のような食事であったことを思い出す。
しかし、こちらの高校生は柔道家の割には小食で、すぐにお腹一杯になってしまった。オヤジ柔道家たちは、大いに飲み食いした。
今朝、久しぶりに下痢であった。夜には治ったが、食べすぎが体に応える年だと思った。
9月13日 風邪をひく
今週は、風邪をひいていた。月曜日から寒気がするので、通常のご飯の他にカップラーメンを食べて、水をたくさん飲んで寝た。私は、風邪をひいても食欲が減衰しない。そして、体調が悪いときは、とにかくカロリーと塩分と水分をたくさん摂って治す、という自己流の方法があり、むしろ普段よりも多く食べるようにしている。
次の日、寒気は収まったが、喉の痛みが残った。声も出づらい。それ以外は特に問題ないため、普通に仕事をしていた。治りかけの風邪の症状であろう。
と思っていたら、金曜日、寒気がぶり返し、吐き気がしてきたので、早退して病院へ行った。普通の風邪とのことで、薬をもらい、今にいたる。
今週末は、風邪を治すべく、何もせずに家でごろごろしている。家でごろごろしているのは、これはこれで不健康だなぁと思う。体がどんどん固まってくる感じがする。
ごろごろしながら、ピケティの「21世紀の資本」は読了した。内容の理解度は、おそらく6割程度であろう。それでも、この本が私に与えた精神的影響は大きい。この本の要旨は、資本主義というのは、本質的に格差を拡大する方向に働くため、累進的な資本税という方法で、富の再分配を図るべし、という政策提言的な内容である。
ところが、この本を個人レベルで見ると、どうしても、自分の所得はトップ何%くらいのかとかいうところが気になってしまう。そして、資産からの所得が歴史的に4〜5%ということであれば、もっと資産運用すべきなのかとか、マイホームを買うべきかとか、低俗なレベルであれこれ考えてしまうのである。
私は、幸運にも大学まで行かせてもらえる環境にあり、不自由なく生活することが出来ている。この本では、国際的な富の格差についても述べられているが、私の職場には、私より文字通りケタの違う少ない給料で働いている従業員が多数いる。それが、会社への貢献度に応じたものとは到底思い難い。
この本で言う、格差を無くす方向へ進むべしということに賛成する一方、資本主義で甘い汁を吸っているのは自分ではないかという、意識が働いてしまい、心のバランスをとらなければと思っている。
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