この日は、イスラム正月の祝日であった。会社の友人家族と「Kebun Durian Warso Farm」(通称:ドリアン健康ランド)に行ってきた。「ドリアン健康ランド」という名称は、ジャカルタのフリーペーパー「南極星」で紹介されたときに、どういうわけかこのように訳されていた。
そろそろスーパーにもドリアンが出てきたので、季節なのかと思い、日帰りツアーを企画した。ところが、「南極星」に紹介されたのも数年前で、インターネットで調べた電話番号にかけても、繋がらない。まだ営業しているのか分からないが、とりあえず行ってみることにした。
車で二時間くらいのところに「ドリアン健康ランド」はあった。そして、入り口にすぐドリアンの巨大なオブジェがあり、一同はテンションが上がった。

巨大なドリアンのオブジェ
ところが、オブジェ前で写真を撮った後、隣の売店を見ると、「現在ドリアンはありません」という看板が立っていた。どうやらまだ季節ではないらしい。
とりあえず、農園を散策することにした。特に入場券があるとかではなく、勝手に入って勝手に観ていいらしい。農園に行けば、サチコ手よりも小さいドリアンが木に生っていた。一番大きいものでサチコの顔くらいである。確かに、季節はまだまだ先らしい。
ドリアンのほか、ドラゴンフルーツ農園もあった。ドラゴンフルーツは、なんとサボテンのような木(?)に生るらしい。どれが幹でどれが葉でといった区別は全く分からない。何とも不思議である。こちらも、花は生っていたが、まだ季節ではないらしい。
ジャックフルーツも生っていた。このドでかい実がいきなり生るのは、日本人の常識では考えられない。南国の力強さを感じる。
それでも、きれいな農園を散策し、楽しいひとときであった。今度ドリアンの季節にまた来たい。

左:小さなドリアンの実 中:ドラゴンフルーツの木。摩訶不思議 右:ジャックフルーツ 異次元の巨大さ
10月11日 チヨミ来イ