2003年
11月のつぶやき




11月28日  キムチを切る
 先週末、松原商店街で鍋の買い物をしたときにキムチを買って帰った。松原商店街のキムチは非常においしい。学生時代は高くて手が出せなかったが、今は普通に買うことが出来る。

 とりあえず生ガキキムチと白菜キムチを買って帰った。まずは生ガキキムチから食べ始め、酒の肴にしつつ三日ほどで全部食べてしまった。

 今日になって白菜キムチを食べようと思ったのだが、よく考えたら、白菜は一口サイズに切られていないことに気付いた。

 よく考えたら、包丁とまな板もなかった。寮に来る前に手放してしまったのである。

 私の頭はフル回転した。ここで切るのをやめてしまっては負け犬である。部屋中の器材に思いをめぐらせた挙句、はさみで切ることにした。

 もちろん台所などないため、洗面台の上でちょきちょきキムチを切った。そして今、苦労して切ったキムチを食べつつビールを飲んでいる。至福のひとときである。


11月25日  自衛隊音楽祭りに行く
 先週の土曜日は「自衛体隊音楽祭り」を見に、日本武道館へ行って来た。事前に申し込みのハガキを送っておけば、無料で見ることが出来る。ガラ空きかと思ったら、武道館は超満員であった。

 舞台のはじまる前、正面のスクリーンでは自衛隊のプロモーションビデオが流されていた。

 面白かったのはオープニングである。舞台が暗くなると、突然迷彩服を着た自衛隊がほふく前進で現れ、銃撃の演習を始めた。舞台後ろの階段からは、パラシュートらしきものをつけた人が普通に階段を降りてきた。かなり真面目にやっているようだが、私は笑いが止まらなかった。

 しかし、その後の演奏は凄かった。行進しながらの吹奏楽の演奏がメインなのだが、隊列変換などがばっちり揃っており、美しかった。演奏は気合が入った、ストイックな演奏である。

 もっとも凄かったのは100台以上の太鼓を用いた「自衛太鼓」であった。両そでから片手で太鼓を担いだ男達がわらわら現れ、驚くような正確さで設置した後、一気に太鼓を叩き始めた。その音はこれまで体験したことのないような衝撃として伝わってきた。武道館が壊れるかと思うほどの衝撃であった。

 合唱もあった。行進しながら合唱するのである。ところが歌はそれほど上手くなかった。「男の群れ」という歌を歌っていたが、どうやら軍歌らしく、右翼カーを連想させた。

 そして、舞台を影で支えているのが「演技支援隊・第一施設団」である。彼らは器材の設置撤去などを受け持つ、すなわち民研の発表会でいうバイト人のような立場であるが、このような立派な名前が付いている。迷彩服を着て、猛ダッシュで設置撤去を行っていたのだが、迷彩服は目立つなぁと思った。

 ともあれ非常に楽しい二時間であった。いろいろ書いたが、全体的にはアマチュアとは思えない素晴らしい演奏であった。これがタダで見られるとは、かなりお得である。

 舞台が終わり、客が引けた後もしばらく座ってみていたところ、終始あんなに気合を入れて設置撤去を行っていた「演技支援隊・第一施設団」が、だらだらとバミリテープを剥がしていた。他にも記念撮影を行ったりと、和やかな雰囲気であった。

 彼らもだらだらするんだと、少しほっとした。  


  鍋をする
 昨日は笛部の練習を終えた後、ダイスケサンの家で鍋をすることにした。午後二時ごろから人を集め始め、買い物に行き、鍋が始まったのは結局夜の八時頃であった。そのまま深夜まで飲み食いし、だらだらと過ごした。

 深夜の一時ごろ、ハンベイが来た。夜の12時頃仕事を終え、そのまま来たらしい。次の日も仕事があるらしく、朝の5時にいなくなった。凄い体力だと思った。

 次の日、気付くと風邪をひいていた。ごろ寝がたたったらしい。久しぶりに学生みたいな休日を過ごしたなぁと思ったが、この風邪をひいた軽い気だるさも学生っぽいと思った。


11月20日  続・フルートを洗浄する
 下に書いたようにフルートを洗っていたのだが、次の日よく見ると、「キッチンハイター」でやられたところがうっすらと茶色くなっていた。錆び始めたのかと思い、かなり焦ってまたもやフルートと格闘した。

 まずは共に風呂に入った。石鹸で周りを洗ったあと、マウスピースからシャンプーを注入し、中をきれいにしようと試みた。風呂から上がって確認してみたが、効果はなかった。敢えて言えば、マウスピースがシャンプーのいいにおいになったくらいである。

 次に、歯磨き粉で磨いてみた。かつて実家で、しばらく使っていない銀のスプーンの錆びを、歯磨き粉で落していたのを思い出したのである。

 これはかなり上手くいった。錆びはきれいに落ち、元通りぴかぴかになったかと思われた。しかし、よく見ると歯ブラシのキズが無数に付いていた。すでに気にすることではないだろう。マウスピースの中は多少ハッカ臭いものの気にする程ではない。

 そう言えば、フルートの本によれば、フルート専用の洗浄剤があるらしい。


11月16日  フルートを洗浄する
 今週末は久しぶりにフルートを吹いた。フルートは昔に母親が友人から譲り受けたものを、私がもらって吹いているのである。吹き方は篠笛とほとんど同じなので、独学で吹けるようになった。久しぶりに気の向くままに音を出してみたり、練習曲の練習やらをするのは非常に楽しいひとときであった。

 しかし、吹いていて、マウスピースの辺りに異臭がすることに気付いた。例えるならば、掃除機のフィルターから吹き出される空気の臭いに似ている。カビのような臭いに思われた。

 それ程気にするものではなかったが、何とかならないかと思い、様々な試みを行った。

 まず始めに、マウスピースを熱湯に浸けてみた。中を熱湯殺菌しようと思ったのである。しかし、効果は認められなかった。

 次に、台所用洗剤である「キッチンハイター」をマウスピースにたらしてみた。「キッチンハイター」は塩素系の洗剤であり、若干不安がよぎったが、その不安は的中した。

 フルートが「キッチンハイター」と反応して発熱し始めたのである。私は慌てて水洗いした。「キッチンハイター」の使用上の注意をよく見ると、「金属には使えません」と明記してあった。

 他にも「カビキラー」を使おうかと思ったが、金属に使用すると錆びるとのことなので、やめた。最終的には、食器用洗剤の「ファミリーピュア」を薄めたものに5分ほどつけて、終わることにした。

 色々試みたが、結局嫌な臭いはとれなかった。それどころか、「キッチンハイター」によりフルートが溶けてしまったらしく、一部光沢がなくなってしまった。


11月11日  最近の夕食
 最近寮の食事はほとんど食べず、部屋でコンビニで買って済ますことが多い。ここのところは会社で支給された賞味期限切れのカップラーメンばかり食べている。

 寮にはポットもなければコンロもないため、炊飯器でお湯を沸かしている。炊飯器の火力はなかなか強く、案外すぐに湧くのだが、問題はお湯をどうやってカップめんに移すかであるが、現在は軍手を二枚重ねにして炊飯釜を取り出し、カップにお湯を注ぎこんでいる。

 別にたいして不便とも思わないから、このままでいいと思っている。


11月8日  マラソン大会
 今日は小田原のマラソン大会に出場してきた。ナオが見つけてきたイベントである。メンバーはナオ、ミヤチ、テツ、カオリ、マサカワ、私である。以前鎌倉から横浜まで走ったりしたことのある、マラソン好きメンツである。

 10キロ走ると言うことで、私は何度か休日に練習したり、白河にいた頃には会社まで走ったりして準備をしていた。他のメンバーも多かれ少なかれ練習していたが、カオリだけは全く練習していなかった。

 さて、レースが始まると、マサカワとミヤチは先に行ってしまい、テツと私は大体同じペース、カオリとナオは少しゆっくりしたペースで走り始めた。実際に走ってみると、コースはかなり起伏が激しい。ほとんど山道である。私はどちらかと言えば登りの方が得意なため、登りで抜いて下りで抜かれるといったパターンが続いた。

 それにしてもきつい。前半は走りながら、早く終わってほしいということばかり考えていた。登り坂は一度歩いたら走れないと思ったので、走るようにしていた。

 途中給水所があり、水を飲んでみた。別に飲まなくてもいいが、テレビでやっているみたいに飲んでみたいと思ったのである。

 一口飲むと横っ腹が痛くなった。案外難しいものだと思った。それ以降、水を飲むときは歩くことにした。

 折り返しを過ぎてしばらくして、だんだんしんどくなくなってきた。やっと遅いランナーズハイが訪れたらしい。こうなると走るのも楽しくなってくるが、気付くと前にも後ろにも選手はおらず、勝負のしがいがなかった。

 結局最終的な順位は、マサカワ→テツ→私→ミヤチ,ナオ→カオリ となった。

マサカワは普通に速かったが、さらに上を目指そうとしていた。
テツは後半ランナーズハイが訪れたらしく、ペースアップしていた。
私は登り坂と下り坂では絶対歩かないが、平坦なところでは歩いた。
ミヤチは途中でスタミナ切れとなり、どんどんペースダウンしていた。
ナオは「完走」を目的として、どんな坂でも歩かなかったらしい。
カオリは後半上り坂は全部歩いたらしい。

 性格がよく出ているなぁと思った。

 最終的にはマサカワとナオとカオリが入賞となった。マサカワは6位で入賞となり、ナオとカオリの方は「35歳以下女性」が7人しかおらず、ナオは2位で銀メダル、カオリは制限時間12秒前のゴールにも関わらず、6位ぎりぎり入賞となった。

 賞状やメダルを渡される瞬間をみんなで写真に収めようとしたが、賞状は「授与される」というよりは「配布される」というくらい適当に手渡され、がっかりした。

 大会が終わってから横浜に戻り、「牛角」で焼肉を食べることになったのだが、ミヤチはすでに食欲がなく、みんなに肉を勧めては自分はレモンばかりかじっているのが印象的であった。  


       近くて遠い駐車場
 この週末に駐車場の契約を行い、今日から使えるようになった。値段は23区にしては格安の14000円である。

 マラソンが終わったあと、車で寮に帰り、駐車場に止めようとしたのだが、前の道が一方通行のため、行けなかった。他の道を探してみたが、いくら探してもその駐車場にたどり着けず、ぐるぐると同じ道を回り続けたりした。。

 仕方なく路駐をし、歩いて道を探すことにした。駐車場から逆算してルートを割り出そうとしたが、一向に見えてこない。どの道も大抵一方通行で、ややこしいパズルを解いていくような感覚である。気付けばかなり遠くまで来てしまい、引き返した。さっきまでマラソンをしていたため、かなり足はガクガクなのだが、こんな夜中にまたもや走り回ることになるとは思わなかった。

 車に戻って地図を確認すると、その一方通行の向こう側に行くには、なんと1キロくらい迂回しなければならないことが分かった。距離にすればたかが50mくらいなのだが、そこが一方通行であるために1キロ余分に走ることになるのである。

 やはり東京はとんでもないところだと思った。


11月8日  帰りの電車にて
 昨日の夜、仕事が終わってから、大学に置いてある車を取りに向かった。まだ駐車場の契約が済んでいないため、大学の駐車場に置いていたのである。次の日の契約時に車検証が必要なため、取りに行った。会社帰りに先輩と飯を食べてきたため、終電ぎりぎりである。

 横浜で相鉄に乗り換え、終電一本前の各停に乗ったところ、時刻になっても電車が発車しない。どうしたんだろうと思っていると、車内放送が入り、東海道線が遅れているため、接続を待つとのことであった。

 私は少しムッとした。電車はどんどん混んで来ている。終電は後一本あるんだから発車してしまえばいいのにと思った。

 しかしすぐに思い直した。白河にいた頃、実家から鈍行で帰る途中、異音がしたために緊急停止し、チェックしたことがあった。結局異常はなく、15分遅れで出発したが、黒磯で接続するはずの電車はすでに発車しており、1時間待ちとなってしまった。

 そのときは何で待っていてくれないんだと思ったが、よく考えるといつ治るかも分からない電車のために待つよりも、発車した方が総合的な迷惑は少ないとの判断は妥当であろう。

 相鉄の終電は海老名までは行かず、かしわ台止まりとなる。海老名まで行く人は終電では帰れないのである。そう考えれば、東海道線の接続を待つべきだと思うし、私が東海道線に乗っている立場だとすればそうして欲しいであろう。

 珍しく、真面目なことを書いてしまった。要するに、人の立場にたってものを考えれば、無駄にイライラしたりせずに済むということである。

 さて、電車は満員電車である。そして私のすぐ前には酔っ払いがフラフラしている。ブツブツつぶやいては寄りかかってきたりする。再度ムッとしていると、酔っ払いは歌を歌い始めた。聴いていると、それは「六甲おろし」をはじめとする阪神の応援歌であった。

 またもや寛大な気持ちになった。学生時代には酔っ払ってシルバーシートに吐いたこともある。それに比べれば大したことないと思った。


       中学生日記
 今日家に帰ってテレビをつけると、巨大な河川をヘリで撮影した、空中からの映像が流れていた。そのアングルの壮大さに惹かれてしばらく見ていると、その河川の橋を走る少年が映し出された。数分後にそれが「中学生日記」だということに気付いた。

 しばらく見ていると、その内容と映像の出来映えに驚いた。マラソン大会を舞台として、生徒たちの恋模様やら友情やらを描くといった内容で、二回連続の続き物である。下手な民放ドラマよりもよく出来ていると思った。

 何より出演している中学生の演技が真剣である。主人公はかなりぱっとしない少年だが、いい演技をしている。

 出演者は公募をしてオーディションで決めているらしい。以前見たドキュメンタリーでやっていたのだが、トイレで用を足すシーンがあるとき、大人の出演者は便器の前に立つだけなのに、中学生達は本当に用を足すと言う話をやっていた。そういった姿勢が演技に関係してくるのかなと思った。


11月6日  会社帰りのラーメン屋
 今日仕事が終わって、寮の近くのラーメン屋に入った。とりあえずニラレバ定食とビールを注文してテレビをだらだら見ているうちに、財布に金があるかどうかがふと気になって確認したところ、なんと250円くらいしかなかった。

 いつのまにこんなに金がなくなっていたのか分からない。ついこないだまでは数万円あった気がするのだが。ともあれそんなことよりも今注文したニラレバ定食とビール代が払えないということが先である。

 とりあえず中国人留学生っぽいアルバイトの女性に「実は財布に金がなかったのでコンビニで下ろして戻ってきますので」と言ってみた。注文のとり方がちょっと片言だったので通じるかどうか不安であったが、実はかなり堪能だったらしく、すぐに理解し、

「別に後日払ってくれればいいですよ」

と言った。しかも、後ろで調理している店員も明日でもいいと言っている。私はかなり焦った。まさかラーメンチェーンでツケるなど考えられない。店員の勧めを断り、コンビニに走った。

 走りながら、社会人になって何やってるんだと思った。


11月3日  学祭に行く
 この三連休は学祭に顔を出していた。笛部でステージに出場したり、三日月座を見に行ったり、恒例の神輿を見たりしていた。タザワ曰く、「学祭に行ったからといって、特に何をするわけでもない」。まさにその通りだと思った。

 私は学祭中何度も「学生っていいなぁ」を連発していた気がする。「気楽そうだなぁ」と言った意味であろうか。確かにあんな馬鹿騒ぎをしたり、逆に三日月座のように、必死になって芝居の練習をしたり、うらやましいなぁと思う。

 しかし、よく考えると働き出したからこそできることも大いにある。

 私は今日の昼飯はラーメンを食べたのだが、なんと角煮のトッピングをした。千円である。学生時代には千円のラーメンなどもったいなくて食べられなかった。いつも肉まんか、カップめんか、ベビースターラーメンでしのいでいた気がする。昼飯に500円かけたら贅沢であった。それが普通に千円のラーメンを食べられるようになったと言うのは、豊かになったと言うことであろう。

 その後は大部会を見た。舞踊伴奏を見て欲しいとの依頼があったのである。現役生の活動に行くのは肩身の狭い気がしたが、そんなことばっかり言っていては逆に失礼なので、いろいろ言うことにした。舞踊部の同期も同じように呼ばれていたので、少しは心強かった。久しぶりに「民研的考え方」に触れた気がした。


       合唱コンクール
 今日はテレビでNHK合唱コンクール全国大会のハイライトを見た。去年は数人でNHKホールまで見に行ったのだが、今年は気付いたらすでに終わっていた。

 小・中・高の賞をとった学校の演奏しか聴けなかったが、いろいろなことを感じて面白かった。合唱を聴いていると、この合唱部は発声練習ばっかりしているなとか、逆に曲想を大事にしているなとか、先生が厳しすぎてみんな怖がっているなとか、そういったことがなんとなく分かるのが面白い。特に全校同じ曲を歌う、課題曲で顕著に分かる。

 今年は小学校の部は金賞校の課題曲がずば抜けて良かった。逆に中学校の金賞校は、課題曲はいまいちだったが、自由曲で圧倒されるほど素晴らしい演奏をしていた。高校の部は僅差で金賞と言ったところか。

 高校の部の優勝校は宮崎県の女子高の合唱部だったのだが、福島県民謡の「会津磐梯山」を歌っていた。編曲は松下耕である。確かこの高校は、去年も松下耕編曲の日本民謡を歌っていた気がする。

 どうしてこんな難しい曲が出来るんだという言うくらい、ハイレベルな曲であった。松下耕の曲は難しいイメージがある。そして、「会津磐梯山」の常識を覆す程、とてつもなく壮大な編曲であった。曲の原型は、たまに出てくる主旋メロディしかなかった。

 私が去年聞いて衝撃を受けた安積黎明高校合唱部は、今年は出場していなかった。この合唱部はユキが所属していたところで、過去ずっと連続で金賞をとり続けていた高校である。去年は誰が聴いても圧倒的な差をつけて金賞をとっていた。今年はどうしてだか、全国大会にすら出ていなかった。

 やはり合唱はアマチュアに限ると思う。特に高校がすごい。大学生や社会人と違って、毎日のように練習しているし、小中学生にはない深みも持ち合わせている。

 司会は錦織健が担当していたのだが、彼がコンクール出場したときの話が面白かった。「海はなかった」という課題曲を歌ったらしいのだが、その歌いだしである「♪さびれた入り江で〜」の歌い方で他の部員と言い争いになったらしい。その子は「さびれた入り江だからしょんぼり歌おう」と言ったのに対し、錦織健は「歌いだしは肝心だから堂々と歌うべきだ」と主張し、最後には取っ組み合いの喧嘩になったらしい。それで「音楽は熱いなぁ」と思い、オペラ歌手になったらしい。

 それにしてもほとんどの高校で共通しているのは、指揮をやっている先生の下手さである。さすがに高校の金賞校はそれなりの指揮をしていたが、小中学校の金賞校の指揮の先生は普通に下手であった。合唱の上手い下手は、指揮の上手い下手とはあまり関係ないことがよく分かる。用は曲を作り上げる過程がどうであったかであろう。

 なんだかとりとめもなくいろいろ書いてしまった。とにかくNHKの合唱コンクールは面白いと言うことである。来年はまたNHKホールに見に行きたいと思う。   

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