2016年
10月のつぶやき
10月23日 サチコ公式戦
今日は、子供たちの柔道の大会であった。今月は、柔道の試合のことばかり書いている気がするが、確かに今月は試合が多い。。サチコは、これまで大会に出したことは無かったのだが、ここのところ本人もやる気になっており、今回は腕試しにと出場させてみた。
階級は体重25kg以下、小学校1〜3年生が対象である。サチコは体重16kg、そしてまだ幼稚園生であり、スペック的にかなり厳しいというか、年齢は規格外である。
一回戦は秒殺であった。応援する間もなく、一本負けして帰って来た。まあそんなものかと思っていたら、相手が決勝まで進み、サチコは敗者復活戦に出ることになった。これで勝てば、3位入賞になる。(8人しかいないトーナメントなので、かなり緩い)
敗者復活戦の相手は、サチコよりもかなり大きい黄色帯の女の子であった。これをサチコが善戦した。相手の技をちゃんとよけて、自分からも何度か技をかけに行き、押さえ込まれそうになってもちゃんと回避した。最後は投げられて一本負けしたものの、いい試合ぶりであった。
試合が終わった後、サチコは私のところに飛び込んできて、悔し泣きをした。私も周りの人も、よく頑張ったと褒めてあげたが、サチコにとって負けは負け、聞こえていないようであった。
家に帰り、夕食を食べながら、サチコは毎週頑張って練習しているのに、何で勝てないんだろうと言った。それは、相手がサチコよりももっと練習しているからだよと教えてあげた。妻が、試合の時どんな気持ちだったが訊くと、怖かったとか、緊張したとかではなく、「投げれると思った」と答えた。いい度胸である。サチコは、明らかに体格も年齢も上の相手を前に、本気で勝つつもりで試合に臨んでいたのだ。そして、「(試合では)ふだんの練習の時よりも力が出た気がした」と言った。
心身ともに成長しているなぁと感心した。それは、私が思っていた以上の成長であった。
↓サチコの敗者復活戦
https://www.youtube.com/watch?v=mYGHtAI1Ycc
10月22日 風をきって
久しぶりにリコーダーの多重録音をした。曲はSexy Zoneの「風をきって」である。ジャニーズの曲をやるのは初めてで、まさか自分がやるとは思いもしなかった。
この曲を知ったのは、サチコが大声で歌いながら踊っていたからであった。幼稚園の運動会のダンスで使われているらしい。聴いていると、なかなかかっこいい。アニメ「忍たま乱太郎」のエンディングデーマらしく、子供受けもいいようだ。
早速、少しずつ編曲し、今日多重録音した。録音した後、例の如くサチコにも歌ってもらい、アップロードした。サチコもなかなか思い入れがあるらしく、気合の入った歌声になっている。
↓演奏はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=iKQYZ99Pn8g
10月22日 賞味期限切れの味噌
会社のロッカールームに、賞味期限切れの味噌がある。誰かがサンプルとして持ってきたまま、未開封で放置されていたものである。密閉されたパウチに入っているのだが、もともと白味噌のはずが、濃い褐色に変色している。また、何かガスが発生したらしく、パウチはパンパンに膨れている。
私は、これはまだ食べられるのではないかと思ったが、周りの人は皆、食べられる筈が無い、と言う。私がイメージしていたのは、いつか山梨の山奥で食べた、ほうとうの味であった。そこの味噌は酸味が強く、味わい深かった。もしや、この味噌も熟成が進んで、酸味の強いあの味に近くなっているのではないか。
私は、携帯で調べてみた。まず、白味噌と赤味噌の違いだが、これは熟成期間の違いによるものではなく、製造工程の違いによるものらしい。大豆を蒸すと赤味噌、茹でると白味噌になるらしい。
続いて、賞味期限切れの味噌についてだが、ネットで調べる限り、味噌は保存食だから、賞味期限を過ぎても問題なさそうである。また、長期間保存することにより、色が褐色に変化するのは、味噌中の糖とアミノ酸が反応して起こる「メイラード反応」によるもので、これにより発生する成分は、抗酸化性が高く、老化防止や癌抑制に効果があるという。また、風味は悪くなるとのことであったが、これは「メーカーが想定した味」ではなくなるという意味であり、味が良くなったかどうかは、個人が判断すればいいだろう。
私は、この味噌を持ち帰って、妻に上記の事情を話してみた。はじめ妻は難色を示し、使いたくないと言ったが、試しに開封して駄目だったら捨てればいいということで、開けて匂いを嗅いでみた。
結果、匂いは酸味があるものの、嫌な臭いではなく、熟成された味噌のいい香りであった。続いて、少し舐めてみたが、これも味わいが複雑さを増して、なかなか美味しい。個人的には、賞味期限前の味噌よりも美味しく感じた。
妻もこれなら使えると判断し、日本食スーパーには赤味噌が売っていないからちょうど良いと、タッパーに移して冷蔵庫に入れた。
10月18日 サチコ運動会、柔道大会
先週土曜日は、サチコの幼稚園の運動会であった。ここ数週間、サチコははりきって家でも幼稚園のダンスやら、応援合戦やらの練習をしていた。幼稚園でも頑張って練習していたようで、体力もつき、食べる量も増えたように思う。
サチコの様子は、去年とは見違えるようであった。ダンスもかけっこも、去年はフラフラしてよくわからずにやっている感じであったが、今年は年長ということもあり、年少の面倒を見ながら楽しんでいるように思えた。幼稚園生の1年間というのは、大人とは比べ物にならないくらい、長いのであろう。
最後の、リレーでは、思いがけない走りを見せた。前のふたりをぐんぐん追い上げ、追い抜くまでには至らなかったが、サチコらしからぬ走りに驚いた。子供は成長している。
私はといえば、父母競技の綱引きに出場した。去年、本気で綱を引っ張ったところ、数日間体がガタガタになってしまい、使い物にならなくなってしまった。今年は、次の日は柔道の試合も控えていることから、頑張るフリだけをして、適当に流すことにした。それでも、他の父母の頑張りにより、私たちゾウ組はめでたく優勝した。
日曜日は、柔道の試合であった。団体戦で、私は60kg以下の先鋒であった。柔道の試合は、ほぼ2年ぶりである。
結果は、3位入賞であった。一回戦で負けたのだが、勝った相手が決勝進出したため、敗者復活戦を勝ち抜き、なんとか入賞できた。私個人の成績は
1回戦:背負投げで技ありを取られ優勢負け。
2回戦(敗者復活戦):体落としで一本勝ち
3回戦(敗者復活戦):体落としで一本勝ち
とまあ、チームにはなんとか貢献できた。
入賞したら、全員にトロフィーとメダルが授与された。私は、おそらく生まれて初めてトロフィーを貰った。子供の時、縁日の輪投げでトロフィーを狙ったほど、欲しかったトロフィー。嬉しくて、家に帰ってサチコに自慢した。
10月2日 柔道の試合
今日、柔道の練習後に、子供たちの練習試合を行った。サチコは、何年も前に一度練習試合をしたきりで、久しぶりの試合である。
相手は同い年の地元の女の子で、今日も一緒に練習していた。サチコには、負けてもいいから、大きな声を出して、習った技をいっぱいかけるんだよと、言っておいた。
果たして、結果はサチコの一本勝ちであった。攻める姿勢としては、相手の子の方が積極的で、サチコは防戦一方といった感じであったが、相手が後ろにバランスを崩し、そのままサチコが上になるような形で勝った。
投げたと言うよりは、相手が勝手に転んで負けたという感じであるが、勝ちは勝ちである。それも、初めての勝ちである。大人の試合でも、自分の実力ではない勝ちということを思うことはあるが、そんなことは考えずに素直に喜んで自信をつけた方が、次に繋がるように思う。
私は、サチコをたくさん褒めてあげた。するとサチコは自信を持ったらしく、動画を観ながらこのときはああしたとか、解説し始めた。
柔道を始めてもうすぐ3年である。始めたときは、2歳半で、まだオムツをして柔道場でころころ転がっていただけであったが、今では技を教えればそれなりに練習している。私と同じで、闘争心むき出しの頑張りぶりは無いが、それなりに楽しんでくれている。
試合の動画
https://www.youtube.com/watch?v=CaizBYnN2rs
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