昨日は午前中は、となりのトトロの歌をサチコに歌ってもらった。妻子一時帰国中に、私がリコーダーで多重録音したのがあったので、それを聴きながら歌うのである。
サチコは、ハイテンションで、楽しく歌ってくれた。例の如く、演奏前後でアドリブのシャウトが入る。今回はなぜか、両曲とも「映画館に来てくれてありがとうございました!」と叫んでいた。
↓「となりのトトロ」
https://www.youtube.com/watch?v=9H_AQONVPRU
↓「さんぽ」
https://www.youtube.com/watch?v=-kQ5vtGRPSQ
午後は、ジャカルタで初のジブリ展「World of Ghibli」に行ってきた。入場料はひとり3千円くらいする。事前の地元のメディアでは、開催当初は準備不足であちこちが建設中だったらしく、さんざんこきおろされていた。
昨日行ったときは、もうすべて完成していた。前半が、背景画やイメージボード、絵コンテが展示されており、後半は地元クリエイターが作製したオブジェがあった。
子供時代にジブリの影響を受けたためか、こういった絵を見ているだけで心を動かされる。そして、ひとつひとつの絵が、真剣に描かれたものだということを改めて感じる。
後半のオブジェもよく出来ていた。最初に現れたのは、ラピュタだが、まさかのオープニングテーマだけに登場する、下に風車の付いたタイプであったことに興奮した。私もこの風車の島が好きである。インドネシアの相当なオタクが作ったに違いない。。

下に巨大な風車の付いたラピュタ。本編にはなく、オープニングだけで登場する。
子供の王蟲もいた。目が赤くなったり、青くなったりして、足が動く。サチコは怖がって近づこうとしなかったが、最後は慣れてきたようだ。

おそるおそる王蟲に近づくサチコ
その他、サツキとメイの家も実によく出来ている。ほぼ実物大で、考古学者のお父さんの部屋には、本物の古書が集められて、雰囲気が出ている。

サツキとメイのおとうさんの部屋
このあたりで、優一が泣き出してしまった。見慣れない巨大なオブジェが怖かったのであろう。ギャン泣きして、そのまま寝てしまった。この前にも、映画でジブリの予告編を観られるコーナーがあったのだが、優一は私の手を引いて後ずさりしていた。これまでも、ドラえもんで泣き、トトロでも泣き、映画館とは怖いところだという認識があるらしい。優一が寝た後、私とサチコは、行列に並んでねこバスに乗り、写真を撮った。

ねこバスにて
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