2019年
12月のつぶやき




12月17日 有給を取る

 今日は、夜から太鼓の出演があり、有給を取った。昼間ではヒマだったので、妻と外食をした。「リコピン研究所」というラーメン屋で、トマトラーメンで有名らしい。夫婦水入らず、というのはなかなかないので、楽しいひと時であった。

 「トマトラーメン」と聞くとゲテモノをイメージするが、美味しかった。「パスタ」ではなく、ちゃんとラーメンになっているのが良い。体にも良さそうである。昼時は満員となり、評判の店であった。

食事を終えると、雨が降っていた。午後から雨なのは分かっていたが、あまり考えずに自転車でここまで来てしまった。仕方なく、ずぶ濡れになりながら帰宅した。こんな経験も、たまには楽しい。

 家に帰った後、ストーブの前でごろごろしながら、妻と一緒にノートパソコンを選んだ。私のパソコンは、9年くらい使っており、あと1ヶ月でウィンドウズのサポートが切れる。ホームページの更新と、リコーダーの多重録音くらいしかしないので、今でも不満はないが、そろそろ買換え時だと思っていた。

 ふと気付けば、おなら臭い。妻が、おならをしたらしい。家族内で堂々とおならが出来るかどうかは、家族の仲のよさを示すバロメータのひとつであると、何かで読んだことがある。賛否あるが、私は家では堂々とおならをする。妻は、バレないようにすかしっぺをしたが、臭いでばれたとのことであった。


12月17日 魔法の川の子守唄

 アナと雪の女王2を観た日の夜、早速リコーダーの編曲に取りかかった。まずは、子供時代のエルサとアナに母が歌う子守唄が印象的で、これをリコーダーで吹きたいと思った。映画を観ながら、アルト2本、テナー、バスの4重奏だななどと考えていた。

 最近は、フルートばかり吹いているので、リコーダーの運指が出来るか心配であったが、リコーダーを持てば、すぐに感覚を思い出した。一晩で、ほぼ骨格が出来上がり、今日の午前中、妻が買い物に行っている間に多重録音して仕上げた。

 メインとなる、Into The Unkwoun は、正月に気合を入れて作ろうと思っている。

↓魔法の川の子守唄リコーダー5重奏
https://www.youtube.com/watch?v=2HWFM4O81OY


12月14日 アナと雪の女王2

 家族で、「アナと雪の女王2」を観に行った。私が前作を初めて観たのは、2014年5月であった。優一の出産準備のため、家族を日本に残してジャカルタに戻る飛行機の中であった。当時、私はメニエール病で苦しんでおり、エルサの暴走する魔法が、持病、コンプレックス、トラウマなどの象徴に思えたと、当時の「つぶやき」に書いている。そんなわけで、ディズニー作品にしては珍しく、思い入れのある作品である。

 一般的に、続編はつまらないといわれているので、あまり期待せずに観たが、映画は素晴らしかった。細部まで手を抜くところがなく、相当な気合と覚悟を込めて作られた作品に思える。映像は美しく、前作から更に洗練されているように思えた。日本語吹き替え版であったが、歌も素晴らしい。松たか子の伸びのある声、神田沙也加の感情豊かな歌い方に引き込まれた。

 そして何より、ディズニー映画にしてはガチャガチャしすぎず、間を大事にしているのが良い。他のディズニー映画は、慌しすぎて疲れてしまうのだが、この作品は落ち着いて見られる。強いて言えば、アースジャイアントはもっとゆっくり動いてもいいのではと思った。

 子供たちには、オラフが人気であった。ユーモラスな動きで優一は何度も爆笑していた。サチコは終始身を乗り出して観ており、終わった後に自分の小遣いでアナと雪の女王のガチャガチャを購入していた。

 個人的には、冒頭で母が歌う子守唄が好きで、久しぶりにリコーダーで吹いてみたいと思った。


12月12日 優一語録

 「ら抜き言葉」が、日本語の乱れの代表格として指摘されて久しい。

○食べられる ×食べれる
○開けられる ×開けれる

などがこれにあたるが、我が家の優一は、「らの入れすぎ言葉」で間違っていて面白い。

出来る→「できられる」
出来ない→「できられない」

 また、なぜか「やりにくい」と「やりやすい」を逆に覚えており、父と以下のような不毛なやりとりを頻繁に行っている。

優一:(歯磨き粉の蓋を開けようとして)「これあけやすいよ」
私 :「じゃあ、開けて」
優一:「あけやすい!」
私 :「じゃあ開けて」
優一:(キレ気味で)「あーけーやーすーい!!」
私 :(仕方なく開けてあげる)

 こんな可愛い時期を大事にしたい。


12月9日 天空の城ラピュタ

 今日、仕事を終えて家に帰ると、テレビに「天空の城ラピュタ」が映っていた。ここのところ、サチコが大好きで、何回も観ている。我が家のテレビは、ラピュタと、ドラえもんと、ピタゴラスイッチの専用テレビの様になっている。

 サチコのラピュタ好きはこれに留まらず、自分の小遣いを使って色々な飛行石を買い集め、外出するときは飛行石をネックレスにして出かけている。外出先でも、大抵はラピュタ好きの大人や子供に出会い、「さっちゃん、それ飛行石じゃないの」などと話しかけられている。サンタさんにも「光る飛行石」をお願いしたらしい。

 かく言う私も、高校生のころ、ラピュタにはまった。それは、アニメーションが好き、ということに留まらなかった。ラピュタで登場したから、ガリバー旅行記、旧約聖書、ラーマヤーナ物語などを読んだ。それで、こんなアニメーションを作った宮崎駿のことが知りたくて、彼の著書「出発点」を読んだ。「出発点」で出てきたから「アンネの日記」を読んだ。更に司馬遼太郎、照葉樹林文化論、環境問題などにも興味を持ち、私の知的世界は飛躍的に広がった。

 私が今でも本を読み、知的興奮を感じ、色々なことを知りたいと思うのは、このあたりに原点があるのかもしれないと思う。



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