2004年
7月のつぶやき




7月25日   お笑いの先輩
 昨日、「爆笑オンエアバトル」をだらだら見ていると、高校時代の柔道部の先輩にそっくりな人が出ていた。「ハマカーン」というコンビのひとりである。

 私は、彼がその先輩だと確信した。あまりに似ているし、そう言えば以前OBで集まった時に、芸人になったという噂を聞いた気がする。

 番組を見終わった後インターネットで調べたところ、やはり本人であった。公式ページの自己紹介欄に、高校名も柔道部であったことも記されている。

 びっくりした。一緒に部活やってた人が普通にテレビに映っているのである。こんなことはなかなかないであろう。

 ともあれ「ハマカーン」の活躍を祈る。


「大和阿波踊り」に行く
 今日は、私の実家の近くで毎年行われる「大和阿波踊り」を見に行ってきた。私が大学二年生の時に「新橋連」の連長と知り合って以来、毎年のように参加したり見に行ったりしている祭である。

 今年も行って、やはり良いものだと思った。大和駅周辺は、意外と下町的な感覚が根強く、地域が一体となって祭を盛り上げようとしているのが分かる。そして、阿波踊りを見ていると、町の人たちみんなで、子供を健全に育てていこうという姿勢を感じる気がする。

 近年、私が大和阿波踊りを見る時期は、私の人生の岐路であったり、精神的に不安定な時期であることが多い。そんなとき、阿波踊りは私を励まし、今の私の悩みを吹き飛ばしてくれるような気がする。

 かつてお世話になった「新橋連」の連長に話しかけたところ、「一緒にやらないか」という言葉を頂いた。機会が合えばやりたいと、心から思った。


足が傷つく
 昨日新しい雪駄を買った。今まで履いていたものがボロボロになりつつあったからである。新しく買ったのは、底が草鞋っぽい感触であり、なんとなく履き心地が良さそうであった。

 しかし、実際履いて歩いていると、鼻緒が足の甲に擦れて非常に痛い。そのうち足の皮が剥けて出血し始めた。それでもその状態のまま大和阿波踊りに行き、歩き回っていると、今度は足の裏も痛くなってきた。藁のゴツゴツ感が痛いのである。何とか家にたどり着くと、足がぐったりと疲れていた。

 それにしても自分の足はなんと弱いんだろうと思った。昔の日本人は、裸足で表を歩き回ったりしても平気だったはずである。今でも熱帯に住む原住民などは、ジャングルを裸足で歩き回っている。そんなことを今の私たちがしたら恐らく足が傷だらけになるであろう。

 便利になったり、楽になったりすることは、それだけ人を弱くすることではないかと思った。そして、せめてこの「わらじ雪駄」くらいは普通に履けるようになろうと思った。


7月23日   人名用漢字の追加について
 今朝の新聞で、法務省が人名として使える人名用漢字を追加したところ、「人名としてふさわしくないので削除して欲しい」との要望が多数寄せられたという記事が載っていた。

 最も不評だったのは「糞」で、他に「屍」「呪」「癌」「痔」など縁起の悪い漢字が続く。

 当然だと思った。これを人名用漢字として採用した人たちの気が知れない。「糞子」などと名付けられた子供は間違いなくグレるであろう。

 審議会によれば、「人名として適切か否かではなく、使用頻度を基に『常用平易』か否かで選んだため、人名にふさわしくない字も含まれた」らしいが、それ以前に常識で考えて欲しいと思った。


キリンの緑茶
 今日、キリンの新製品「玉露庵」を飲んだ。セブンイレブンにいったら緑茶コーナーがほとんど「玉露庵」で埋め尽くされていた。値段は500mlで168円と、信じられないくらい高い。

 しかし、「玉露庵」は美味しかった。これまで味わったことのない味である。以前「生茶」を飲んだ時と同じくらいの衝撃を受けた。「生茶]も、これまで飲んだことのない緑茶の味であった記憶がある。

 キリンの緑茶技術はすごいなぁと思った。


7月22日   暑い日々
 最近暑い。猛暑である。特に現在住んでいる寮の室内は、非常に暑い。元から付いている冷房は、みんなで同時に使うと冷却効果が減るらしく、生暖かい風が吹き出してくるのみである。扇風機だけが私を冷やすツールである。

 暑さには強いと自負している自分が、夜寝苦しいほど暑いというのは相当なんだと思う。

 今日、アサヒの新製品、「フルーツブルワリー」を飲んだ。果汁を使用して作った発泡酒らしい。

 結構美味しかった。ビールと思って飲むと気持ち悪いが、サワーを飲む感覚で飲むと美味しい。サワーよりもフルーツの味がよくするので飲んだ充実感がある気がする。

 今だらだら飲みながらこの文章を書いている。だらだらと駄文を書いて、しまったと思った。


7月20日   「話を聞かない男、地図が読めない女」
 最近「話を聞かない男、地図が読めない女」(アラン・ピーズ+バーバラピーズ著/藤井留美訳・主婦の友社)を古本屋で買って読んだ。少し前に話題になった本で、男女の違いについて事細かに書かれている。

 この本によれば、男と女は全く違う生き物でであり、それは脳のつくりが違うからであると言う。ものの考え方も違えば、ものの見え方さえも違うと言う。その根本は、男は狩猟をして食料を調達し、女はその間家を守るという役割分担を、百万年も続けてきたかららしい。

 そして、そんなに違う男女を平等に扱おうとするところに、現代の不自然さがあるという。科学では男と女が違うことなど、とうの昔から分かっていたのに、社会がそれを公にすることを許さなかったらしい。

 後半には、ホモやレズについても書かれている。これらは生まれつきに問題であり、差別されるべきではないと書いてある。

 私は大いに共感した。教育のおかげで、黒人差別や朝鮮人差別、部落差別などあらゆる差別が撤廃されつつあるにもかかわらず、相変わらずホモ・レズに対する差別と言うのは大いに残っていると感じていた。そしてそれは、親の教育が悪いとか、本人の自覚の問題だとか公言する人までいる。

 しかし、それは生まれつきの問題であって、そんなことを言うのは正常な男に「男を愛せ」と言うほどナンセンスなことである。

 ともあれ面白い本である。ユーモラスで分かりやすいので、是非とも一読してはいかがであろうか。


7月13日   筋肉痛が治らない
 昨日今日と、ひどい筋肉痛に悩まされている。原因は、下にも書いたハマボウでの「魔斬」と言うゲームである。このゲームは、画面上に敵が現れ、画面の前で刀を振り回すと、周りにあるセンサーが感知して画面内の敵をやっつけるというゲームである。

 敵はひっきりなしに現れる為、常に刀を振り回していなければならず、非常に疲れる。そのうち刀を持つ手の皮が剥け、マメが出来始めた。

 最終的には刀を手放し、画面の前でクロールしていると非常に強力であることが判明した。クロールの手をセンサーが感知し、剣が画面内を雨あられの如く舞っていた。防御も攻撃も完璧であった。

 しかし、さらに疲れしばらく動けなくなった。


7月12日   この週末
 先週の日曜は、久しぶりに笛部の練習をした。マサカワ宅にて午前中練習した後、みんなで和田町の「蓬莱飯店」で昼飯を食っていると、突然雲行きが怪しくなり、物凄い大雨と雷とともになんとヒョウが降ってきた。そして店内は停電で真っ暗になった。こんな現象はなかなか見られないであろう。

 しばらくしたら小降りになってきたので、横浜に行って遊ぶことにした。まずは「出来るサラリーマン」を目指すダケデの運動不測解消を目的として、ハマボウのゲーセンに行き、刀を振り回して画面上の敵を斬るというゲームをやった。実際に棒を振り回さねばならない為、非常に疲れる。1コイン分やると息が上がって動けなくなる。かつ握力もなくなる。

  結局、全員2回ずつ位プレイしてクリアした。その頃にはみんなぐったり疲れ、私は手にマメが出来ていた。

 その後、ラウンドワンに行きボウリングをした。「出来るサラリーマン」ダケデが圧倒的な勝利を収め、終わった。

 その後、みんなと別れ、私は選挙に向かった。会場は8時までであり、時間的にぎりぎりであった。選挙会場である、寮の近くの小学校についたと思ったら、なんと真っ暗であった。よく見ると、小学校の名前が違っていた。その時7時40分。

 私はかなり焦った。練習で用いたキーボードも担いでおり、かなり重い。投票用紙にある地図を見つつ、終了ぎりぎりに会場にたどり着いた。

 投票を終え、家でだらだら飲んでいると、気付いたら寝ており、朝の4時頃目が覚めた。その後二度寝したものの、あまり寝た気がせず、非常にブルーな気持ちで月曜を迎えることとなった。


7月4日   党首演説
 現在NHKで、来週の参議院選挙に向けた党首演説をやっている。飯を食いながらだらだらと見ている。学生の頃と違ってちゃんと選挙に行こうと思っているあたり、自分でも成長したなぁと、少し思う。

 だらだら見つつも、つい耳を傾けてしまったのは、自民党と共産党であった。ここで彼らの演説内容についてどうこういうことはない。なぜなら、誰の言っていることが正しいのか全くわからないからである。私が興味を持ったのは、彼らの演説法と、聴衆の反応についてである。

 聴衆の反応は、自民党と共産党が抜群に良かった。社民党の福島党首は、女性党首ということもあり、登場時のみは盛大な拍手であったが、その後はしらけていた。民主党や公明党などは、「みなさんそうでしょ!」と、同意を求めないと誰も反応しない。それに対して小泉氏の演説時は、ちょっとしたユーモアにも聴衆は敏感に反応しており、演説が上手なんだと言うことを思い知る。共産党の志位氏は、庶民の立場にたった話し口が聴衆に受けていた。

 野党がみんな口を揃えて「改革」を「改悪」と言いかえているがちょっとおかしかった。造語かと思い辞書を引いてみたら、きちんと載っていた。「改善」の反対語らしい。野党の中には「自民党やっつける!」という想いが強すぎて、手段が目的化している例も見られてちょっと面白い。「今の政治に必要なのは政権交代です!」と言っている人もいた。これを与党党首が言ったらかっこいいが、野党党首が言うと、なんとなく負け犬っぽい。

 なんだかやたら毒づいてしまった。党首演説の刺々しい内容に無意識に腹が立っているのであろうか。


ジブリを見る
 今週末はジブリの作品、「海がきこえる」と「猫の恩返し」をビデオで見た。ジブリの作品の中でまだ見ていなかったものである。

 「海がきこえる」はあまり面白くなかった。アニメでなくてもいいと思った。なぜか、題名の「海」もほとんど出てこなかった。

 「猫の恩返し」は面白かった。ジブリのアニメが好きなのは、空を飛ぶところや、高いところにいる描写が、実に臨場感があるところである。本当に自分が空に浮いているような錯覚を楽しむことが出来る。

 私は高いところが好きである。だから、こういうシーンを見ると問答無用にわくわくする。高所恐怖症の人がジブリのアニメを見たらひざが震えたりするのであろうか。


カセットコンロを手に入れる
 以前、私の家にある調理器具は炊飯器のみであり、うどんを茹でたり、湯を沸かしたりするのも炊飯器で賄っているという話しをしたことがあったが、最近我が家にカセットコンロが来た。閉店した「あかし屋」にあったものをもらったのである。

 やはり便利だと思った。キムチ雑炊を作るなどして活躍している。炊飯器で何でもやっていた頃は、別に不便とも思わなかったが、やはり便利である。文明の進歩を感じた。


7月3日   7月初のつぶやき
 非常にお久しぶりです。最近ここに書くようなネタがなく、かつ忙しかった為ろくに更新もできていない。今日も特にネタもないのだが、近況を報告することとする。

 6月の「つぶやき」に「6月は退職者が最も多い月」といったことを書いたが、私の勤めている工場でも退職者が続出した。現場では、ある派遣アルバイトのオッサンは、ある日溶剤が目に入り、「カールルイスの様なスピード」で、水道まで走っていったという。その後、何度も「溶剤が目に入ったら労災は降りるのか??」と騒いでいたらしいが、しばらくしたらいなくなってしまった。ちなみに私も溶剤が目に入った経験はあるが、非常に痛いものの一過性のものであり、後々まで健康を害するものではない。


 私は最近風邪をひきやすくなったらしい。くしゃみと鼻水が止まらない。初めは夏布団に変えたときに起こったので、布団の埃か、もしくはカビていたかと思っていたが、そのうち頭が重くなり熱っぽくなってきた。とりあえずニンニクラーメンと焼肉を食べて精をつけた。焼肉ではにんにくを嫌と言うほど食べた。これで治ればよいのだが。

 最近土日両方とも休めることがあまりなく、体が休まらないせいもある気がする。加えて飲み過ぎ等、不摂生な生活がたたったものと考えられる。   

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