2026年
5月のつぶやき




5月11日 英語

 先週の話だが、英語のミーティングに出席する機会があった。アメリカから来たCEOの話す英語は、ほとんど聞き取れなかった。私以外の出席者は、理解をしているらしく、ふんふんと頷いたり、議論を交わしたりしている。私が関わっているテーマの話になり、私にも話が振られたが、私が抱えている課題は、CEOに伝えるレベルの議題ではないのではないか、私の聞き取れない間に、私が用意した議論はすでになされているのではないか、そんなことを考えているうちに、何も話せずにミーティングは終了した。

 久しぶりにショックを受けた。日本にいるときも、英語力は必要だと考え、通勤の帰りの電車の中で、毎日10分程度、NHKらじるの「ニュースで学ぶ現代英語」を聴いていた。インドネシア語に比べたら、英語力は拙いものの、それでもある程度は理解し、話せるものだと思っていた。

 過ぎたことは過ぎたこと、頭を切り替えなければならない。私は通勤の車の中でTEDのプレゼンテーションを聴くことにした。まずは、聴くことに慣れなければならない。そういえば、前回インドネシアに来てすぐも、聴き取りに苦労した。私にとって英語は、音節があいまいで流れるように聞こえるので、インドネシア語よりも聴き取りづらい。それでも、多くの人が普通にできることが、私にできないはずがないと信じて、少しずつ身につけようと思った。

 そして、たまたま今朝聴いたTEDがこちらであった。この中のキーワードである「GRIT」は、「粘り強さ」などと訳される。困難に直面した時、それが永続するものではないことを正しく認識し、粘り強く自身を前に進めることが大事。今の私に必要なことだと思った。


5月10日 1ヵ月半が経過して

 インドネシアに再赴任して、1ヵ月半が経った。初めての単身赴任生活だが、ようやく生活のリズムが出来てきた。ひとりだから週末はヒマかと思っていたが、意外に忙しくしている。そして、その方が生活にハリが出てよい。

 まず、土曜の朝のルーティンは、朝5時に優一とスマブラでオンライン対決(最近はネットワークが不安定でなかなかうまくいかない)をしたのち、続けて6時に父と将棋対決をするところから始まる。その後、歩いて日本食スーパーに行き、一週間分の食料を買い込み、一週間分の料理を作る。主に、根菜(大根、ニンジン、ゴボウ、キノコ)と何らかの肉を圧力鍋で煮て、何らかの味を付けたら出来上がりである。基本的には、朝晩はこれを一週間ひたすら食べる。追加で魚の煮つけや、お好み焼きを作ることもある。

 午後からは吹奏楽団の練習に行く。私にとっては曲数も多く、難易度も高いので、平日含めすき間時間で合奏する曲の練習をしておかなければならない。さらにすき間時間が出来たら、初音ミクに歌ってもらう歌を入力したり、伴奏を作ったりする。

 日曜日は、朝6時からカーフリーデーのジョギングをし、8時から母とオンライン合奏練習をしたのち、9時から柔道の練習に出かける。練習後、親父柔道家仲間と昼食を食べながらビールを飲んで、帰りにスーパーで足りない食材等を買い、家に帰ったら柔道着を洗濯する。ちなみに洗濯だが、まとめて洗濯しようと思っていたが、週4回くらい、こまめに洗濯したほうがシワにもなりにくく、干す手間も分散されてよいことが分かった。

 そんなこんなで、特に問題なく生きている。


5月9日 LRTに乗る

 MRT(地下鉄)、空港特急に続いて、吹奏楽の練習の帰りにLRT(都市鉄道)に乗ってみた。練習会場の幼稚園から、200mくらいのところに、LRTの駅があり、ここから自宅の最寄り駅まで乗って帰宅してみたのである。

 改札口は、こちらで作ったICカードをセンサーにかざしてみたところ、入ることができた。ホームには、電車があと何分で到着するか分かる案内掲示板があり、転落防止柵も完備しており、ドアと連動して自動で開閉する。東京メトロのホームにいる感覚と変わらない。駅も電車内も清潔であり、日常的に利用するのに全く問題ないように思えた。

 私は感動した。ジャカルタが、こういった公共交通機関を利用して安全に移動できる都市になったのである。前回の赴任時は、電車はドアが開きっぱなしのまま走っており、電車の上に登って無賃乗車する輩もいた。バスも、ドアが開いたまま減速した車両に飛び乗って、入り口にいるニイチャンに現金を渡すといった感じで、外国人が使うには抵抗があった。インドネシアの発展のスピードは目覚ましい。

 電車を降りたら雨が降っていた。折りたたみ傘をさして歩き始めたが、雨脚はどんどん酷くなり、風も吹いてきたので自宅に着くころにはずぶぬれになってしまった。これも経験である。次は、駅前に止まっているタクシーを使おう。


5月2日 電車に乗る練習

 今日は、一日予定が空いていたので、電車に乗って空港まで行くことにした。地球の歩き方を読んでいても、空港特急は快適だとある。しかし、いざ出張や帰省等で本番ぶっつけで使うのはどきどきする。事前に空港まで行って、どんな感じなのか試してみたかった。また、純粋に電車に乗ってみたいという思いもあった。これまでは、地下鉄で近場にしか行ったことがなく、自身の行動範囲を広げたいという思いもあった。

 前回の赴任時、ジャカルタの電車はドアが開いた状態で走っており、電車の中どころか電車の上に登っている人までおり、とても日常的に使える感じではなかった。唯一、2013年にバンドゥンに行ったときくらいである。この時は、特急の指定券を購入して快適な旅であったものの、それ以外では利用したことがなかった。

 チケットの入手は、スマホで簡単にできた。空港まで、約40分の道のりが85,000ルピア(800円位)である。あとは、ダウンロードしたチケットのバーコードをかざせば乗れるらしい。駅は、思った以上にきれいだった。空港特急は、きちんと時間通りにやってきて、思った以上に快適な、広々としたシートであった。

 車窓から外をみれば、線路ギリギリまで密集した家々が連なっている。けっしてきれいな家とは言えないが、中では人々がスマホをいじっていたり、のんびり座っていたりする。私はたまたま日本で生まれ育ったが、ジャカルタの鉄道沿いの民家で生まれ育っていたらどんなだろうかということを空想する。それはそれで、悪くない人生かもしれない。車窓の風景は、私の失われた可能性について考えさせてくれる。

 空港駅からは、各ターミナルに行くためのスカイトレインに乗り換えて、とりあえず第三ターミナルに行った。特に空港に用があるわけでもないので、インドネシア料理のファミレスであるSOLARIAで食事をして、帰ってきた。今度は別の方面にも行ってみたいと思った。ジャカルタで「乗り鉄」になりそうである。


改札口はとてもきれい


空港特急


車窓の風景


中もきれいで快適でした




5月1日 脇腹が痛い

 先週の柔道の練習の乱取りにおいて、投げられそうになっているのを必死でこらえていたら、胸から脇腹のあたりでピキっという音がした。そのまま耐えられず投げられたのだが、それ以降、くしゃみをしたとき、寝がえりをうったときに胸から脇腹のあたりが痛い。

 おそらく、肋骨にひびが入ったのだと思われる。会社の人に話したら、ソフトボールでスライディングキャッチしたら同様の症状になったらしい。私の症状と全く同じだという。

 肋骨のひびは、放っておくしかない。というか、放っておけば自然と治る。それまで、体幹トレーニングなどして、練習に耐えられる体にしておかなければならないと思った。


5月1日 トコペディア

 2回目のインドネシア赴任にて、オンラインショッピングが充実していることに驚いた。表題の「トコペディア」はインドネシアの大手オンラインショッピングサイトである。「トコ」はインドネシア語で店という意味なので、「店の百科事典」みたいなニュアンスであろうか。前回の赴任時は、楽天が進出してオンラインショッピングを始めていたが、モノが届かなかったりしてヒヤヒヤしたので、ほとんど使っていなかった。

 今回は、何度も使っているが、トラブルもなく、格安の送料でアパートまで届けてくれるので、愛用している。ビールは、スーパーで買うと持ち帰るのが重いので、トコペディアである。また、鍵紛失防止のためのGPSタグも、ジャカルタ市内の電器店をまわって見つからなかったが、トコペディアで発注したらすぐに届いた。鉄フライパンを洗うための亀の子たわしも、ダイソーを見て回っても見当たらず、トコペディアで1個60円で見つけた。その他、吹奏楽団で使う折りたたみいす、クッションも手に入った。

 それにしても、こんなに安くて便利で良いのだろうか。送料は、距離や重量にもよるが、たいてい100円から200円くらいである。かなりの重量物である24缶入ったビールの送料でも280円、亀の子たわしの送料は80円である。インドネシアは、便利で豊かになった一方、格差は広がっているといわれる。もう少し、適正な対価であっても良いと思う。

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