2026年
7月のつぶやき
7月6日 人新世 ある村にて
夕食を食べながらテレビでNHK WORLD JAPANを観ていたら、インドネシアが出てきて釘付けになった。「The People Among the Plastic 〜 Excess in the Anthropocene」(邦題:人新世 ある村にて)という番組である。
東ジャワにある小さな村に、トラックでプラスチックごみが運ばれてくる。村人たちは、そこから金属など、お金に替えられそうなものを集め、残った廃棄物は広げて天日干しにする。数日後、再びトラックがやってきて、乾燥したプラスチックごみを「工場」に運ぶ。
その「工場」とは、揚げ豆腐を製造する場所で、女性たちが決して清潔とはいえない薄暗い室内で、プラスチックごみを火にくべて油を熱し、大量の豆腐を揚げている。プラスチックの高温によりカラっとした仕上がりになると言っていた。工場の煙突からは、大量の黒煙が噴き出ており、周囲からは「煙の村」と呼ばれているらしい。環境NGOの調査によれば、現地の鶏卵に含まれるダイオキシン量は、EU規制の上限値の80倍に達するという。
プラスチックを扱う仕事をしている身としては、他人ごとではいられなかった。もちろん、プラスチックには正と負の側面がある。そんな中で、今の自分にできることは何か、常に考え続けなければならないと思った。
番組では、インドネシアでも最下層にいる人々に焦点があてられる。そんな中でも、彼らは陽気に笑い、おちゃらけてみせる。それでも、ふとした拍子に表れる彼らの素顔を、カメラは見逃さない。身体が不自由になったの妻の世話をしながらプラスチックを仕分けて日銭を稼ぐ男性は、カメラの前で泣いてしまったことを詫びる。豆腐工場の工場長は、「悲しみを隠すために、敢えて明るく振る舞う」と言っていた。インドネシア人がニコニコしているからといって、能天気な人たちだと勘違いしてはいけない。彼らとっての笑顔や明るいふるまいは、一種の礼儀作法である。
番組の最後、村ではプラスチックごみを固形燃料にして、有毒な煙が出づらいように加工できないかを研究する村人の姿があった。ネットで調べて試行錯誤しているという。たくましい人たちだと思った。
7月4日 英語
英語を勉強し始めたことは、以前に書いた通りで、行き帰りの車中で主にYoutubeの英語の動画を観て、リスニングの習得に努めている。家では、テレビでHNK WORLDを観ている。こちらは、海外向けに作られた番組で、英語のニュースや、専用の英語の番組を観ることができる。
そのほかには、母に進められて「会話が続く!リアル旅英語」を聴いている。ネイティブの話す、速い英語をどう聴けば良いか、理論立てて解説してくれるので参考になる。番組は、日本語ペラペラの英語講師「サマー先生」と生徒役のウエンツ 瑛士氏とpeco氏の3人で進められる。ネイティブが言っていることを聴いて、生徒二人が何を言っているかを書き出していく。早口の時は、何を言っているのかわからず、滅茶苦茶なことを書き出すと、サマー先生がニヤニヤしているのが面白い。
更に、妹に勧められてスマホアプリ「スピークバディー」をインストールして学んでいる。こちらは、英語が苦手だった日本人が開発したアプリで、毎日10分程度のレッスンを続けている。AIとの会話も実装されており、話すメニューが多い。これまでリスニングに特化して練習していたが、話すことで聴くこともできるようになるのかなと、感じ始めている。
7月4日 無題
この世界は、知らない間にすでに壊れてしまったのではないかと思うことがある。私の知る少し前の世界は、多少の争いがあっても、それを解決しようとする動きが働き、しばらくすると正常に戻った。ロシアとウクライナが戦争を始めたあたりから、何かおかしくなってきたように思う。その後、戦争がなかなか終わらなくなった。ガザ、イランについても然りである。
大体、核兵器が何の役に立つというのか。持っていても、誰も使えない。いつの間にか、核兵器以上に実用的で破壊力のある、AI兵器がなし崩し的にどんどん開発され、戦場で実戦投入されている。北朝鮮もイランも、本心ではもはや核兵器を持ちたいとは思っていないのではないか。
トランプ大統領は、原因ではなく結果であると、何かで読んだ。その通りだと思う。世界が正常であれば、トランプのような男に、世界が振り回されるはずが無い。
そんな中、地球規模の問題については、後退している。地球温暖化問題よりも、目下の電力を確保すべく、原料の確保が最優先で進められ、石炭発電に回帰しさえしている。残念ながら、温暖化はこのまま加速するだろうし、現にヨーロッパやインドで異常な熱波が観測されている。
私がすべきことは、世界がどのようになっても、自分と家族を守り抜くことである。そして、いずれ巣立つ子どもたちには、ひとりで生きる力を授けなければならない。それと同時に、ひとりの社会人として、仕事を通してこの壊れかけた世界を戻すために貢献したいと思っている。
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