2009年
6月のつぶやき
6月29日 携帯電話料金プラン
携帯電話の料金プランが、実際の使用状況と合っているかをネットで調べてみたところ、最適な料金プランを選べば、なんと今よりも電話代が2千円も安くなることが判明した。私は、2千円も無駄に支払っていたことになる。
今月の通話料は500円程度であり、最も無料通話分の少ないプランでも足が出ないらしい。4月の異動で社用携帯を持つようになったことが通話料が減った最大の原因と思われる。
ともあれ、勿体無いことをした。速攻でドコモショップに行き、プランを変更した。ドコモショップで料金システムのことを解説されたが、なかなか理解できない。携帯電話の料金システムは複雑怪奇である。
6月28日 タクミさん結婚式
昨日は民研の先輩、タクミさんの結婚式であった。一週間分の膨大な洗濯を終え、妻とともに山下公園近くの会場に向かった。
披露宴では、タクミさんは終始緊張している様子であった。眼鏡を外し、薄く化粧をしたタクミさんは、私たちの持っているタクミさんのイメージとは全然違っていた。イケメンである。はじめに見たときは、一瞬タクミさんだとわからなかった。見慣れた荒くれキャラではなく、穏やかな笑みを湛えた表情も見慣れぬものであった。
余興では、大好会で秩父屋台囃子を叩いた。何度か演奏が止まりかけたがなんとか最後まで演奏した。思いのほか評判はよく一安心であった。
二次会は、荒れた。民研の偉大なる先輩方の行動は、想像を絶する。私たちの代には無いエネルギーがある。私たちの代も、後輩には「個性的」「荒れた代」などと言われているが、その比ではない。シゲオをして「アキヒロさんはおれの式には呼びたくねぇな」と言わしめるパワーは本当に凄い。
そんな民研人がタクミさんに近づくと、
「みんな、今日は来てくれて本当にありがとな!」
を繰り返していた。意図的に遠ざけている感じが面白いと思った。
タクミさんには、学生時代から色々とお世話になった。その生き様は常にかっこよく、目指したいと思いつつも及ばない人でもあった。今日は、私にとっても本当にうれしい日だなぁだと思った。
タクミさんの会社の先輩という奥様は、本当にカッコいい人であった。まさに文武両道といった感じである。タクミさんは間違いなく尻に敷かれるであろうと思った。
6月21日 小倉祇園太鼓練習
今週末は、はるばる北九州は小倉よりエグチ夫妻がやってきた。エグチさんは小倉祇園太鼓「九化会」の会長をしており、来月の小倉祇園祭でお世話になる予定である。エグチさんの妻、ミカドンは妻の高校時代の友人であり、ミカドンの旦那が小倉祇園太鼓をやっている、という話からエグチさんと私のつながりができた。今回、エグチ夫妻は私たちに小倉祇園祭で演奏するためにわざわざ上京してくださった。
土曜日はエグチ夫妻と私たち夫妻4人で浅草をぶらぶらしてから食事をした。エグチさんは浅草をいたく気に入ったらしく、「転勤しようかな」となかば真面目に言っていた。その後、4人で珍しいとんかつが食べられる店「カツ吉」で餃子とんかつやら杏子とんかつやらアサリとんかつを食べ、二人が泊まっている浅草ビューホテルの部屋を見学して家路についた。
次の日、太鼓大好会の練習でエグチ夫妻より小倉祇園祭で演奏する構成を習った。小倉出身で川越在住のカトウさん来て下さった。教わった打ち方は、これまで習った打ち方とはぜんぜん違う。まるで別の曲のようである。小倉ではどこが元祖だとか本当の打ち方はこうだとかいう議論が絶えないだろうなぁと思った。それがまた面白いところであろう。
構成は、とりあえず何回もやって体に叩き込んだ。次はほぼぶっつけ本番らしい。なんとかがんばろうと思った。
6月20日 北海道へ
先週の木曜日、生まれて初めて北海道に行った。これまでの北限は青森の竜飛岬だったのだが、出張でその北限を超えた。
千歳空港にに着くと、寒い。6月なのに、感覚的には11月という感じがした。そのまま千歳駅まで行き、出張先へ訪問した。
北海道はどんなところだろうと思ってわくわくしていたのだが、意外に普通の「日本」という漢字であった。寒いことを除けば、駅も町並みも特筆すべきことなく、拍子抜けした。旅行で来たらもっと北海道らしいところに行けるのかもしれないが、少なくとも千歳付近は普通である。
無事仕事を終え、空港で土産物を物色したのだが、北海道の土産物の魅力は半端ないと思った。北海道行きが決まったとき、ロッカテイのバターサンドやらナントカの生チョコやら生キャラメルやら色々言われたのだが、確かに土産物の魅力は他の地方と比べ物にならないと思った。購買意欲を抑えつつも4千円くらい使ってしまった。
次は旅行で来たいなぁと思った。
6月17日 カロリーオフ
最近、健康志向からかカロリーオフを謳った飲食物が多い。
私はカロリーオフが嫌いである。カロリーオフのヨーグルトと普通のヨーグルトが並んでいれば普通のヨーグルトを買うし、自販機でカロリーオフの飲み物しかない時はがっかりする。
カロリーとは、エネルギーの単位である。摂取したカロリーぶんだけ、私たちは体を動かしたりものを考えたりすることが出来るのである。すなわち、摂取した炭水化物や糖などを二酸化炭素と水に分解した過程で発生したエネルギーを使用して、私たちは活動しているのである。
カロリーオフの飲食物は、この活動に全く寄与しないということである。これでは「食べる意味がないではないか」と思ってしまう。すなわち、カロリーオフは、生きるにあたって全く意味を成さない食べ物である。もちろん、栄養素を摂取するという点では意味があるかもしれないが、ついでにエネルギーも摂取した方がいいに決まっている。
カロリーオフにしたのなら、そのぶん安くすればいいのにと思う。
6月15日 有給
今日は久しぶりに有給を取った。リコーダーレッスンの日程が合わなかったこと、6月は祝祭日も無いので一日はどこかで休もうと思っていたことなどが理由である。
朝10時に家を出て、レッスンに向かった。今やっているバルサンティソナタは本当に難しく、楽譜どおり吹くだけで大変である。それでもレッスンに行けば、これまで単なる音符の羅列だった楽譜が、音楽に見えてくる。上手には吹けないが、どういう風に吹けば良いのか分かってくるのが楽しい。
昼過ぎ、最寄り駅でラーメンを食べ、近所の美味しい豆腐屋で木綿豆腐を買い、コンビニで次回レッスン用のリコーダー楽譜をコピーして帰宅。
荷物を置いたら、休む間もなく今度は自転車で家を出て、クリーニングを取りに行き、夕食の材料を買いに西友に向かった。妻のリクエストは豚の角煮であり、豚バラブロックを探した。今日の西友は100グラム158円と割高だったので、隣のつるかめランドで100グラム128円の豚バラブロックをゲットした。
帰宅すると、洗濯機を回す傍ら、豚角煮を作り始めた。同時に味付けたまごを作ろうと思い立ち、たまごを茹で始めた。味付けはリコーダー部のカオリさんに教わったとおり、冷蔵庫で余っている蒲焼のタレや餃子のタレなどの小袋を全部入れた。これが「一期一会の秘伝のタレ」になるのである。
洗濯を干し終わり、角煮および味たまも完成して今この「つぶやき」を書いている。この後はご飯を炊いた後、少しリコーダーの復習をしてから三宅太鼓の練習に向かう予定。ある程度忙しく過ごしたほうが性に合っている気がする。
6月14日 元宮神輿のこと
今日、ほぼ一年ぶりに、学生時代お世話になったイシワタ先生と元宮の「神輿大好会」の会長さんに電話をした。今年もお神輿に参加したいこと、出陣太鼓を太鼓大好会にやらせてほしい旨をお伝えした。
私の性格上、こうして電話をするのは勇気がいる。気持ちが乗っているときにエイヤッと電話しないと、いつまでも電話できない。緊張して電話をすれば、おふたりはとても快く了承してくださり、神輿の練習会にも参加させていただくことになった。
太鼓大好会は、シゲオとぶらりと元宮のお祭りに行った際、「太鼓叩きてぇな」とつぶやいたのが始まりである。そして次の年、お神輿の出陣太鼓をやらせてほしいという厚かましいお願いを聞いてくださっただけでなく、祭りの二日間、寝食の全てをお世話になった。太鼓大好会の原点が元宮にある。
正直言うと、今年もやるかどうかというのは迷っていた。練習会でもなかなか人が集まらず、メンバーの意欲も測りかねていた。しかし、電話して会長の声を聞き、今年も是非行きたいと思った。
6月13日 太鼓大好会練習会
昨日の太鼓大好会練習会は、STOnightで興味を持ってくださったイッチーさんとカオリさんが来てくれた。こうして興味を持ってくださる方がいるとは、ありがたいことである。イッチーさんは、バチを握ることすら初めてにもかかわらず、秩父屋台囃子の地打ちからぶっきりまでを出来るようになった。カオリさんは終了直前に到着し、ほぼ飲み会のみの参加となった。
シゲオ、モコとなかばノリで始めた太鼓大好会だが、このように輪が広がっていくのは本当に楽しい。それとともに、これまで適当だった練習の進め方なども考えていかなければならないなと思う。
練習を終えて着替えたら、家のカギを失くしていた。着替えた時に落としたかと思って探し回ったが見つからない。前日は出張からの帰りに携帯電話を新幹線に忘れてきたばかりであり、ここのところ落し物が多い気がする。
みんなに探してもらった挙句、諦めかけたところで店員の方が見つけてくれ、事なきを得た。妻に言わせれば、ちゃんと置き場所を決めてファスナーの付いたカバン等に入れて管理すべしとのことであった。
これまでは話半分で聞いていたが、これからは気をつけようと思った。
6月8日 この世界の片隅に
こうの史代の漫画「この世界の片隅に」を読んだ。前にも何度か書いたとおり、私はこうの史代氏の漫画が大好きである。少し古風なタッチで、風の流れまで描いたような繊細な絵はいつまで見ていても飽きない。
「この世界に片隅に」は、戦時中の広島を舞台にした漫画である。しかし、雰囲気はのんびりほのぼのしている。そんな中で戦争の空気が垣間見えるからこそ、逆に強いメッセージ性を感じる。そして、戦時中であってものんびりほのぼの生きる姿こそ、人間の本当の強さであろう。
この漫画は意外に難解である。特に最後のほうは私の理解を超える。そして、読み返すたびに少しずつ感じ取ることが出来る。だから、何度読み返しても飽きることがないのである。
6月7日 STOnight
土曜日は、太鼓大好会で元リコーダー部長のフサコさんが主催する「STOnight」(酒と音楽の夜)に出場した。ホールを借りて、適当に持ち寄ったものを飲み食いしつつ各々が音楽を披露するという、非常にざっくりした音楽会である。
プログラムを見て感じたのは、私たちの場違い感であった。プログラムによれば、太鼓大好会はトリである。そして、私たち以外の演奏は、ピアノソロやヴィオラの演奏などであり、クラシックがメインであった。トリの私たちが、せっかくの上品な雰囲気をぶち壊しにしてしまうであろうことは、容易に想像がついた。
そんな中、コンドウさんが法被以外の衣装を何ひとつ持たずに登場し、キエが帯と黒股を持たずに登場した。なんとステージ意識の低いことか、今回も大した演奏は出来ないなと思った。
とにかく、音楽会が始まった。音楽を聴きながら、飲み食いして喋る。やりたいことを一気に全部やっている感じで、楽しいひと時であった。演奏をする人も、聴く人も、なんとなく暖かみがあって本当に楽しい。
私たちの演奏はと言えば、これまでで一番と言っていいくらいの喝采を頂いた。本当に、こんなに喜んで頂いたのは発足以来初めてである。本当に、ありがたいことである。演奏の良し悪しは抜きにして、私たちはその喝采に酔った。その後、二次会まで行き、夜遅く家路についた。楽しい時間であった。フサコさんをはじめ、皆様に感謝!である。
次の日は、朝から夕方まで祇園太鼓の練習であった。朝起きれば、疲れていて眠い。太鼓を叩きたくないと思ったのは、久しぶりである。それでも、なんとか夕方まで叩いて帰宅した。
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